裁判官 ☆ データベース - 名古屋地判H31.1.8 強姦被告事件
10年前の強姦罪 元少年実刑判決

 大麻取締法違反(所持)に問われた名古屋市港区の男(27)が、約10年前に当時15歳の少女に乱暴したとして強姦ごうかん罪で起訴された事件の裁判で、名古屋地裁は8日、男に懲役3年6月(求刑・懲役4年6月)の判決を言い渡した。吉井隆平裁判長は「9年以上たっても忘れられない苦痛を被害者に与えた」と述べた。
 判決によると、男は17歳だった2009年1月、港区の公園で少女に性的暴行を加えた。また、昨年7月に自宅などで大麻草計約3グラムを所持した。
 大麻事件の捜査で採取した男のDNA型が少女の体に付着した体液の型と一致し、強姦事件が発覚した。吉井裁判長は、別の男に殴られて電話ボックスに逃げ込んだ少女を無理やり引きずり出して犯行に及んだとし、「被害者が逃げ込むのを目撃しながら、それに乗じており、卑劣で女性の人格を無視した犯行。当時17歳だった未熟さを考慮しても悪質だ」と述べた。
(2019年01月09日 読売新聞)