裁判官 ☆ データベース - 千葉地判H30.2.9 関税法違反、消費税法違反等被告事件
主犯に懲役1年6月 金塊密輸未遂で千葉地裁判決

 韓国から成田空港経由で金塊(約1億5千万円相当)を密輸しようとしたとして、関税法違反や消費税法違反などの罪に問われた無職、早川和男被告(41)=詐欺罪で服役中=の判決公判で、千葉地裁(高木順子裁判長)は9日、懲役1年6月、罰金300万円(求刑懲役2年、罰金300万円)、金塊33キロ没収を言い渡した。
 高木裁判長は「密輸は未遂に終わったが、顕著な組織性があり、被告人は首謀者」と批判した。
 判決などによると、早川被告は共謀し、平成27年9月、韓国から金塊33キロをキムチの容器などに隠し、税関に無申告で密輸しようとし、消費税など計約1166万円の税金の支払いを逃れようとした。
 この事件では、早川被告を含む男8人が同じ罪で起訴され、千葉地裁は6人に執行猶予付き有罪、2人に実刑判決を言い渡した。
(2018.2.10 07:07 産経ニュース)

金塊密輸主犯に懲役1年6月 韓国からキムチ容器に隠す 千葉地裁判決

 韓国から成田空港経由で金塊計33キロを密輸しようとしたグループ10人が逮捕された事件で、消費税法違反と関税法違反(無許可輸入未遂)などの罪に問われた密輸グループトップで無職、早川和男被告(41)の判決公判が9日、千葉地裁で開かれ、高木順子裁判長は「顕著な組織性と計画性、常習性が認められる」などとして懲役1年6月、罰金300万円、金塊没収(求刑懲役2年、罰金300万円、金塊没収)を言い渡した。
 判決で高木裁判長は「利欲的な犯行で、密輸を図った金塊は33キロと多量。免れようとした消費税なども計1166万円余りと高額」などと指摘。「早川被告は密輸の具体的方法を決定し、指示するなどした上で、最も高額の分配金を得ていた。首謀者として最も重い責任を負うべき立場にある」と判決理由を述べた。
 判決によると、早川被告ら密輸グループの8人は韓国から金33個(33キロ、課税価格1億4578万円)を密輸しようと考え、運び役の27〜48歳の男女8人と共謀し2015年9月26日、成田空港で金33個をキムチなどの容器内に分けて隠し、東京税関成田税関支署に申告せずに金を密輸しようとし、消費税と地方税1166万円の支払いを免れようとした。
 同事件では密輸グループの8人が起訴され、早川被告のほか7人が有罪判決を受けており、うち4人は有罪が確定した。
(2/10(土) 11:11 千葉日報)