裁判官 ☆ データベース - 鹿児島地判H29.8.31 住居侵入、窃盗被告事件
窃盗罪に問われた男性に無罪判決(鹿児島県)

 去年11月、指宿市で知人の家に侵入し、現金約5万5千円を盗んだとして窃盗などの罪に問われた男性(37)に対し、鹿児島地裁知覧支部は31日、無罪判決を言い渡した。裁判所は提出された証拠から有罪と認めるには合理的な疑いが残ると指摘した。この裁判は、去年11月、指宿市で飲食店を経営する男性の家の窓ガラスを割り侵入し、現金約5万5千円を盗んだとして指宿市の男性(37)が窃盗などの罪に問われたもの。男性は捜査段階から一貫して否認し、裁判でも無罪を主張していた。男性の弁護士によると、県警は同じ1本の綿棒で割られた窓ガラスの縁と鍵から資料を採取。DNA型鑑定で採取された資料と男性のDNA型が一致した。しかし男性は「過去に訪れたことがあり、窓を開け閉めして鍵を触ったことがある」と主張していた。鹿児島地裁知覧支部の飯島英貴裁判官は、採取されたDNAは犯行時のものだと断定することができないなどと証拠収集の不備を指摘。その上で、「提出された証拠から有罪と認めるには合理的な疑いが残る」として男性に無罪判決を言い渡した。県警は「判決が確定していないので、コメントは差し控える」としている。
(9/1 18:52 KYT鹿児島読売テレビ)

窃盗の罪に問われた男性に無罪判決

 知人の住宅に侵入し現金を盗んだとして、窃盗などの罪に問われた男性に対し、鹿児島地方裁判所・知覧支部が先月31日、無罪判決を言い渡していたことがわかりました。
 無罪を言い渡されたのは指宿市の37歳の作業員の男性です。男性の弁護士などによりますと男性は去年11月、指宿市の知人の住宅に窓ガラスを割って侵入し、現金およそ5万5千円を盗んだとして逮捕され、窃盗などの罪で起訴されました。
 裁判で検察側は「割られた窓ガラスと鍵から採取した資料から男性のDNA型が検出された」として有罪を主張。一方、男性は「以前、知人宅を訪れた際、窓を開け閉めしたり、鍵に触れたりしたことがある」と主張し、一貫して否認していました。
 これに対し、鹿児島地裁・知覧支部の飯島英貴裁判官は判決で、「証拠から有罪と認めるには合理的疑いが残る」として無罪を言い渡しました。
 無罪判決について鹿児島地方検察庁の平野大輔次席検事は「上級庁と協議の上、控訴について判断したい」とコメントしています。
(9/1(金) 19:43 南日本放送)

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