裁判官 ☆ データベース - 山口地判R1.9.26 業務上横領被告事件
農事組合横領 被告に実刑判決 地裁・懲役4年6月 /山口

 山口市阿東の農事組合法人「嘉年(かね)ハイランド」で昨年発覚した横領問題で、業務上横領罪に問われた島根県津和野町の無職、田中美佳被告(51)の判決公判が26日、山口地裁であった。井野憲司裁判長は「顕著な常習性があった」などとして、懲役4年6月(求刑・懲役6年)の実刑判決を言い渡した。
 井野裁判長は、田中被告が経理担当を1人で担う立場を利用して横領を繰り返し、被害が多額に上った点を指摘。約260万円を被害弁償したことや反省していることなどを酌みつつも、「刑は免れない」と述べた。
 判決によると、2012年2月〜16年12月、ハイランドの口座から現金計約4800万円を190回にわたり引き出し、着服したとしている。田中被告側は控訴しない方針。【平塚裕介】
(2019年9月27日 毎日新聞)