裁判官 ☆ データベース - 山口地判H30.5.23 保護責任者遺棄致死被告事件
防府・車内放置で乳児死亡母親に実刑判決

 去年5月、防府市で生後2か月の娘を駐車場に止めた車に置き去りにし、熱中症で死亡させた母親に、山口地裁は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。判決を受けたのは、防府市古祖原の小川利恵被告(24)です。判決によりますと小川被告は去年5月、生後2か月の三女を市内のパチンコ店の駐車場に止めた車の中に約5時間半にわたって置き去りにし、熱中症で死亡させました。山口地裁で開かれた判決公判で井野憲司裁判長は、「生後まもない被害者を密閉された車内に放置し、長時間にわたってスロットを続けた犯行に同情の余地は乏しい」などとして、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
(5/23(水) 19:39 テレビ山口)

防府の乳児車内放置死 母に懲役4年判決 地裁 /山口

 防府市のパチンコ店駐車場で昨年5月、生後2カ月の三女を車内に放置し、熱射病で死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた小川利恵被告(24)=防府市古祖原=の裁判員裁判で、山口地裁(井野憲司裁判長)は23日、懲役4年(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。
 判決によると、小川被告は昨年5月11日午前10時ごろから約5時間40分間、三女をパチンコ店駐車場に止めた自動車のチャイルドシートに置き去りにし、熱射病で死亡させた。
 井野裁判長は、心神耗弱状態だったとする弁護側の主張を退け、「完全責任能力があった」と指摘。「スロットを長時間続けるつもりはなくても、勝ち負け次第で長時間になりかねない。同情の余地は乏しく、責任は重い」などと量刑理由を述べた。【坂野日向子】
(2018年5月24日 毎日新聞)