裁判官 ☆ データベース - 札幌地・H30.7.2 損害賠償請求事件
カネボウ白斑訴訟 北海道の女性18人和解成立 札幌地裁

 カネボウ化粧品の美白化粧品を使って肌がまだらに白くなる白斑症状が出たとして、北海道内の30〜60代の女性18人が同社に計約5億2000万円の損害賠償を求めた訴訟は2日、札幌地裁(武藤貴明裁判長)で和解が成立した。原告側の代理人が明らかにした。北海道内での和解は初めて。
 原告の女性らは同社が2008年に販売を開始し美白効果があるとうたっていた化粧品を使い、肌の一部で白く色が抜けるなどの健康被害が生じたとして提訴した。和解は解決金のほか、同社が責任を認めて「深く反省し、責任を重く受け止め、心よりおわびするとともに再発防止に努める」と謝罪する内容となっている。解決金額は非公開。
 同社によると、白斑症状の届け出があり確認したのは全国の1万9593人で、5月末時点で訴訟外を含めて計1万7999人と和解している。担当者は「被害に遭われた方の症状が完治するまで、引き続き対応させていただく」とコメントした。【源馬のぞみ】
(2018年7月2日 19時48分(最終更新 7月2日 19時48分) 毎日新聞)

白斑訴訟で和解が成立 カネボウが謝罪と和解金支払い

 カネボウ化粧品(東京)の美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑を発症し、精神的苦痛を受けたとして、道内の30〜60代の女性18人が同社に慰謝料や治療費など計約5億2140万円の損害賠償を求めた訴訟は2日、同社が原告に解決金を支払うことなどを条件に、札幌地裁(武藤貴明裁判長)で和解が成立した。
 カネボウ白斑被害北海道弁護団によると、和解条項に「肌に直接触れる製品を届けるメーカーとしての責任を重く受け止め、心よりおわびするとともに、再発防止に努める」との文言が盛り込まれた。解決金の額は非公表としている。
 訴状によると、18人は2010年6月〜13年6月、メラニンの生成を抑える成分「ロドデノール」が配合された同社の化粧品を使い、顔や体に白斑を発症した。原告側は、同社が11年10月までに製品に欠陥がある可能性を把握したにもかかわらず、13年7月まで製造・販売を続けたと主張。製造物責任法に基づき15年4〜7月に提訴し、1人当たり約665万〜約6190万円の賠償を求めていた。
(07/02 19:03 北海道新聞)