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つえの障害者が路線バスで転倒 バス会社に33万円支払い命令 運転手、着席確認せず発車

 西東京市に住む身体に障害がある50代男性が京王バス東(東京都府中市)の路線バスで転倒してけがをしたとして、同社に77万円の損害賠償を求めた訴訟で、立川簡裁(岡崎昌吾裁判官)が慰謝料33万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
 今月6日の判決によると、男性は心臓機能障害でめまいがあり、日常的につえを突いている。満員電車に立って乗れないため、同社の新宿駅前―渋谷区役所間の路線バスを通勤に利用していた。2018年4月11日午後2時45分ごろ、男性が渋谷区役所前から乗車した際、運転手に障害者手帳を提示したにもかかわらず、男性の着席を確認せずにバスを発車。男性は転倒して、頸椎(けいつい)捻挫などのけがをした。
 裁判で男性側は、事故後の18年12月〜19年12月にも、同様の転倒や着席前にバスが発進したことが計8回あり、男性は乗客の着席を確認するまで発車しない▽運転席から身を乗り出して着席を確認する▽優先席を譲るように車内アナウンスを流す――などの事故防止策を会社側に求めたのに、対策が講じられなかったと主張した。
 判決は、こうした男性の主張に沿う形で「(会社は)何ら具体的検討や対策を講じないまま現在に至り、同様の事故が再発している」と指摘した。
 一方、京王バス東は取材に対し「十分な主張・立証の機会が奪われていることから適正な手続きに基づくものとは言えず、控訴する」とコメントした。【安達恒太郎】
(2020年2月18日 21時07分(最終更新 2月18日 21時07分) 毎日新聞)

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