報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

運転手の男性に無罪判決 「過失認められない」名古屋地裁

 名古屋市名東区の国道で平成26年5月、大型貨物車で自転車(ロードバイク)と衝突し男性=当時(24)=を死なせたとして、当時の自動車運転過失致死罪に問われた運転手の男性被告(50)の判決で、名古屋地裁が「過失は認められない」として無罪(求刑罰金100万円)を言い渡したことが9日、分かった。判決は8日。
 検察側は、左側を自転車が通行するのを予見できたのに安全の確認を怠ったと主張したが、斎藤千恵裁判官は「現場は交通量が多く、防音壁や歩道が整備されていることから、車線の左側を歩行者や自転車が通行することは想定されていなかった」と指摘。その上で「車両と縁石との約1メートルの狭い隙間を自転車が走行してくることを予見すべき注意義務があったとは言えない」と結論付けた。
 被告は26年5月17日、片側2車線の左車線で貨物車を運転中、左後方から走ってきた自転車と衝突。男性を死なせたとして29年7月に在宅起訴されていた。
(2019.3.9 13:57 産経新聞)

国道死亡事故で車運転男性に無罪判決 名古屋地裁

 大型貨物自動車で名古屋市内を走行中、自転車の男性=当時(24)=をはねて死亡させたとして、自動車運転過失致死罪に問われた40代男性の判決公判が8日あり、名古屋地裁は「過失は認められない」として無罪(求刑罰金100万円)を言い渡した。
 男性は2014年5月、同市名東区の国道302号で片側2車線の左車線を走行中、車を道路の左端に寄せ、車と縁石との間を後ろから走ってきた自転車(ロードバイク)の男性をはねて腹部などにけがを負わせ、翌月に死亡させたとして、17年7月に在宅起訴された。
 斎藤千恵裁判官は判決理由で、車線の左端と縁石の間は幅約70センチと狭く、自転車で走るとハンドルや体が車線内にはみ出すことになると指摘。「車がことさら左に寄らなくても、自転車が接触してしまう可能性は否定できない」と判断した。
 さらに、この道路は交通量が多く、道路脇の防音壁の外側に歩道があることから、歩行者や自転車の通行が想定されていないと認定。「縁石との狭い隙間を自転車が走行してくることを予見すべき注意義務があるとはいえない」とした。
 男性の主任弁護人は「裁判所には適正な判断をしてもらえた。そもそも起訴すべき事案ではなかった」と話した。
 名古屋地検の新田智昭次席検事は「判決内容をよく検討し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい」とのコメントを出した。
(2019年3月9日 09時01分 中日新聞)

このページへのコメント

この判決はおかしい‼️
車道の左端を走行区分としている道路交通法を無視している。
この判決では車線を変えたり、曲がるときの安全確認義務が存在しないことになってしまう。
確認していたが気づくことができないということなら、このようなトラックの存在する社会そのものに問題があるということであろう‼️

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Posted by 自転車の走行区分が車道の左端ということに異議を唱えているのは何故だ! 2019年04月27日(土) 06:55:08 返信

法律に従って自転車が車道の左側を走行する、というのは想定外なのか・・・。
恐るべき自動車王国、愛知。

県は、ちゃんと車道の左側通行が原則って言ってるけどね。
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/263083.pdf

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Posted by ほいほい 2019年03月10日(日) 22:21:19 返信

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