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強制わいせつ、男性無罪判決 名古屋地裁

 女子トイレの個室に侵入して知人女性にわいせつな行為をしたとして、建造物侵入と強制わいせつの罪に問われたベトナム人留学生の男性(21)=名古屋市=の判決公判が11日、名古屋地裁であった。諸徳寺聡子裁判官は「女性の供述は変遷していて信用できない」として、無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 男性は2017年3月22日午後7時20分ごろ、同市港区のカラオケ店の女子トイレ個室に侵入し、アルバイト先の元同僚女性=当時(46)=に自分の下半身を押しつけたなどとして4月に起訴された。
 ただ、公判では女性が「実際にはこのような行為はなかった」と話したため訴因の一部が変更されており、諸徳寺裁判官は「女性の供述は全般的に迫真性を欠いている」と指摘し、客観的な証拠もないとして「わいせつ行為は認められない」と判断。わいせつ目的の侵入は認められないとして、建造物侵入も否定した。
 判決によると、男性と女性は当時、他の知人も含めて十数人で同店を訪れていた。男性の弁護人によると、男性は愛知県警に逮捕された後も一貫して「酔っていたため間違えて女子トイレに入った。わいせつ行為はしていない」と主張していた。
 男性は15年に来日。通訳を目指して日本語を学んでいるといい、判決後は「逮捕されて怖かったが、私はやっていないとずっと思っていた」と語った。
(2018年1月11日 22時15分 中日新聞)

強制わいせつ容疑の留学生無罪「女性の供述に疑問」

 名古屋市内のカラオケ店のトイレでアルバイト先の同僚だった女性(当時46)に下半身を押し付けたとして、強制わいせつなどの罪に問われた同市のベトナム人留学生の男性(21)に、名古屋地裁は11日、「女性の供述の信用性に疑問が残る」として無罪判決を言い渡した。
 判決によると、女性は昨年3月に市内で開かれた職場の懇親会の2次会で、女子トイレに入っていると男性が来て無理やり下半身を押し付けるなどしたと主張。男性は、酒に酔ってトイレに入ったが、わいせつ行為はしていないと訴えていた。
 判決理由で諸徳寺聡子裁判官は、女性は捜査段階で「抱き付かれた」としていた証言を公判で取り消した上、男性が入ってきた後も数分間トイレにとどまった理由を説明できていないなどと指摘。「供述は迫真性を欠く」とした。
 名古屋地検の早川幸延次席検事は「判決内容を検討し適切に対応したい」とコメントした。(共同)
(2018年1月11日20時33分 日刊スポーツ)

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