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契約にない除染従事、和解 福島、元技能実習生と会社

 技能実習生として来日したベトナム人男性3人が、事前に予定されていなかった東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染作業に従事させられたなどとして、同県の建設会社に1200万円余りの損害賠償を求めた訴訟が、福島地裁郡山支部(佐々木健二裁判長)で和解したことが29日分かった。会社が原告らに計171万円を支払う内容。和解は23日付。
 原告の代理人弁護士らが東京都内で記者会見し明らかにした。中村優介弁護士は「裁判所が和解案で、除染作業が技能実習制度の趣旨に沿わないと指摘し、解決金に慰謝料の性質も認めた意義は大きい」と話した。
 中村弁護士らによると、建設会社は同県郡山市の「日和田」。3人は2015年7月に来日し、鉄筋や型枠の技能を学ぶ契約だったが、16〜18年に郡山市や本宮市で除染作業に従事するなどした。事前に会社から除染作業に関する詳しい説明はなく、作業に必要な講習も十分ではなかった。
 3人は18年4月、支援者によって保護され、19年に帰国した。
 原告の一人のベトナム人男性は「裁判が解決して、とてもうれしい。日本で働く実習生は安心して働いてほしい」とのコメントを寄せた。〔共同〕
(2020/10/29 16:25 日経新聞)

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