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<唐津密輸>金塊206キロ、二審も没収

 金塊約206キロを小型船で佐賀県唐津市の港に密輸したとして関税法違反(無許可輸入)などの罪に問われた中国籍の被告の控訴審判決で、福岡高裁(山口雅裁判長)は5日、懲役2年6月、執行猶予5年、罰金150万円、金塊を没収するとした一審佐賀地裁判決を支持し、被告と、金塊の所有権を主張する参加人の控訴をそれぞれ棄却した。
 参加人は中国の法人で、金塊は中国側の首謀者に貸したと主張し、密輸への関与を否定していた。
 山口裁判長は判決理由で、貸し出しに関する契約書が真正であると立証する証拠はなく、「被告を含む中国側の共犯者以外に金の所有者はいなかったと認めるのが相当」と指摘した。その上で「密輸の再発抑止には没収する必要がある」と強調した。
 被告は一審判決を量刑不当と訴えたが、山口裁判長は「中国側の中心人物として重要な役割を果たしていた」などとして退けた。
 判決によると、被告ら9人は氏名不詳者らと共謀し昨年5月30日、東シナ海の公海上で、国籍不明の船から小型船「第三十六旭丸」に金塊を積み替えた。翌31日に船を港に接岸させ、税関の許可を受けずに陸揚げし、消費税約7440万円を免れた。
 被告の弁護人で、参加人の代理人も兼ねる弁護士は判決後、「被告や参加人と相談し、上告するか検討したい」と話した。
(9/6 7:30 佐賀新聞)

佐賀金塊密輸の中国籍、二審も有罪 福岡高裁 金塊没収も認める

 佐賀県唐津市の港に昨年5月、金塊約206キロ(約9億3千万円相当)を密輸したとして、関税法違反などの罪に問われた中国籍の林亜山被告(44)の控訴審判決が5日、福岡高裁であった。山口雅高裁判長は懲役2年6月、執行猶予5年、罰金150万円とした一審・佐賀地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。一審に続き、金塊の没収も認めた。
 金塊については、所有権を主張する中国の法人が公判に参加し、没収を不服として控訴していた。山口裁判長は金塊の調達過程などを考慮し、「林被告や共犯者以外に金塊の所有者はいない」とした一審の認定に「合理的疑いは生じない」と述べ、退けた。
(2018/9/5 19:06 日経新聞)

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