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富山市元職員らに有罪 官製談合・贈収賄事件 富山地裁判決「市民の信頼害した」

 ■ 社長の贈賄主導は常習的
 富山市土木事務所の随意契約を巡る官製談合・贈収賄事件で、収賄などの罪に問われた元事務所職員の椙本好信被告(46)、贈賄などの罪に問われた大田建設社長の大田清夫(すがお)被告(61)らの判決公判は18日、富山地裁であった。大村泰平裁判官は椙本被告に懲役2年、追徴金30万円、執行猶予3年(求刑・懲役2年)、大田被告に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
 判決理由で大村裁判官は、椙本被告について「2016年秋ごろから不正を繰り返し、入札の公正や公務に対する市民の信頼を害した」と指摘。大田被告については「贈賄の動機に酌量すべき点はなく常習的。主導的な役割を果たした責任は重い」と断じた。
 公競売入札妨害罪に問われた大田被告の妻、由美子被告(61)には懲役10月、執行猶予2年(求刑・懲役10月)を言い渡した。
 判決によると、椙本被告は18年5〜12月、市道修繕工事などの予定価格を記した見積書をメールで大田建設に送信。契約締結の見返りなどで4回にわたり現金計30万円を受け取った。大田清夫、由美子の両被告は共謀の上、受信した見積書に押印して提出し、清夫被告が椙本被告に賄賂を渡したとされる。
 椙本被告は2月26日付で市から懲戒免職の処分を受けている。
 ■「多くの人に迷惑かけた」と3被告
 執行猶予付き有罪判決を受けた椙本好信被告と大田清夫、由美子の両被告は、判決言い渡しの前に「多くの方々にご迷惑をおかけした」などと述べた。
 18日は椙本被告が2月に市から懲戒免職処分を受けたことで証拠調べを再度行い、大村泰平裁判官が改めて3人に発言を促した。
 大村裁判官が判決文を読み上げる間、椙本被告や清夫被告は前を見据え、由美子被告はうつむき加減だった。「今回の事件が社会に与えた影響は大きい。しっかりと反省し、頑張って更生してください」と告げられると、3被告は無言でうなずいた。
(2020.03.19 01:16 北日本新聞)

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