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黒部市官製談合 主任に有罪判決 地裁「公務員の自覚欠く」 /富山

 黒部市発注の下水管敷設工事で入札情報を土木業者に漏らし落札させたとして、官製談合防止法違反の罪に問われた同市上下水道工務課主任、森山恵太被告(33)の判決公判が9日、富山地裁であった。大村泰平裁判官は「公正である公務員としての自覚を欠く短絡的な犯行」として懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)を言い渡した。
 判決などによると、森山被告は昨年8月23日、同市長屋の市道に下水管を埋める工事の指名競争入札で、予定価格と同額の設計額が879万4000円(税抜き)であることを事前に同市内にある業者の当時社長の男性に伝え、860万円(同)で落札させた。
 大村裁判官は「(市発注の別の契約で)選定に苦労した工事を受けてくれたこの業者に恩義を感じ、求めに応じた」と認定。「入札の公正が害され、公務員に対する市民の信頼が失われ、犯行の結果も重大」と非難しながらも、社会的制裁を受けていることや、森山被告の仕事ぶりを上司が評価していることなどを考慮し、執行猶予付きの判決とした。
 市は懲戒免職に
 判決を受け、同市は森山被告を同日付で懲戒免職処分とし、都市建設部長と上下水道工務課長をそれぞれ減給10分の1(1カ月)、同課主幹を戒告とした。市長と副市長については減給10分の1(1カ月)の処分とする条例改正案を6月議会定例会に提案する。大野久芳市長は「再発防止策を講じ、市民の皆様の信頼回復に全力で努める」とのコメントを出した。【森野俊】
(2019年5月10日 毎日新聞)

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