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「治療怠ったため死亡」と阿南の医院提訴 遺族の損賠請求棄却/徳島地裁

 医師が治療や経過観察を怠ったために、肺がんを患った県内の男性が抗がん剤治療を受けられず死亡したとして、男性の次女が徳島県阿南市の医院を運営する医療法人に100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、徳島地裁であり、島戸真裁判長は請求を棄却した。
 判決理由で島戸裁判長は、腰痛から肺がんを疑うべきだとの原告の主張について「腰痛は肺がんの特異的な症状でない」と指摘。男性が2014年に肺がんを合併しやすいとされる間質性肺炎を患っていたのにエックス線検査をしなかった点も「せきなど具体的な症状がない中で、経過観察を怠ったとはいえない」とした。
 判決によると、男性は16年2月に腰の痛みなどを訴え、医院を受診。同年5月に小松島市の病院でがんと診断され、約半年後に亡くなった。
 原告は「今後の対応は判決文を見た上で考える」、医院の理事長は「特にコメントはない」としている。
(1/19 5:00 徳島新聞)

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