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酒気帯び検挙の女性無罪 「運転者特定に疑念」徳島地裁

 2018年6月に徳島市内で車を酒気帯び運転した疑いで摘発され、道交法違反の罪に問われた市内の飲食店経営の女性(61)の判決公判が17日、徳島地裁であり、佐藤洋介裁判官は「女性が運転していたと認めるには疑いが残る」などとして無罪を言い渡した。
 裁判では、車を運転していたのが女性だったのか、同乗していた事実婚の夫だったのかが争われた。判決理由で佐藤裁判官は「運転席から女性が降車する場面を見たという警察官の供述には疑いがある。同乗者が運転していたという被告人の供述は否定できない」などと述べた。
 当初女性は、徳島名西署員の職務質問に対し飲酒運転を認めていた。この点について「同乗者をかばおうとした可能性がある」と指摘。女性が運転していたとする検察側の主張は「(当時の状況を再現した)実況見分と整合せず、不自然さを感じる」と退けた。
 判決後、女性は取材に対し「警察は運転席から降りる場面を見ていなかったのに決めつけた」と話した。
 徳島地検の花輪一義次席検事は「判決内容を十分精査し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい」と話した。徳島名西署は「コメントする立場にない」とした。
 女性は18年6月17日午後9時ごろ、徳島市春日3の道路で乗用車を酒気帯び運転したとして起訴された。
(3/18 5:00 徳島新聞)

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