報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

亡父の「にゃんこ」返して…カフェに引き渡し命令

 保護された猫を預かる東京都内の「保護猫カフェ」に対し、都内の女性が、父親が世話をしていた野良猫の子猫の引き渡しを求めた訴訟の控訴審で、東京地裁(伊藤繁裁判長)は17日、カフェ側に子猫の引き渡しを命じる判決を言い渡した。
 判決によると、女性の父親は2014年頃から、甲府市の実家の庭で野良猫の世話をするようになり、16年6月頃には4匹の子猫が生まれた。父親は野良猫と子猫の計5匹を「にゃんこ」と呼んでかわいがっていたが、体調を崩して17年7月に死亡。子猫のうち1匹は父親が入院中、隣人が捕獲し、猫の保護活動をしているNPO団体を通じてカフェに預けられた。
 女性は子猫を引き取りたいと伝えたものの、拒まれたことなどから、カフェ側を提訴。1審・東京簡裁は請求を棄却したが、この日の地裁判決は「野良猫を自宅の庭で世話をしていた父親には、野良猫と子猫の所有権がある」とした上で、女性が権利を相続したと判断。カフェ側に引き渡しを命じた。
(5/17(金) 21:37 読売新聞)

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