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ブロッキング差し止め認めず=名指し「海賊版サイト」−東京地裁

 NTTコミュニケーションズが政府に名指しされた海賊版3サイトへのインターネット接続遮断(ブロッキング)を決めたのは違法として、埼玉弁護士会の弁護士が遮断しないよう求めた訴訟の判決が14日、東京地裁であった。
 鈴木謙也裁判長は「対象サイトは閉鎖されたりアクセス数が激減したりしており、現時点でブロッキングされていない」などと述べ、請求を棄却した。
 鈴木裁判長は判決で、NTTコム側が、対象サイトが復活した場合に対処する方針を示したことについても、「現時点で、今後、ブロッキングを行う蓋然(がいぜん)性が高いとは言えず、差し止めの必要性は認められない」と判断した。 
(3/14(木) 17:17 時事通信)

NTTコム・ブロッキング差し止め訴訟、原告弁護士の請求棄却「必要性認められない」

 海賊版サイトをブロッキングする措置は違法だとして、NTTコミュニケーションズとプロバイダ契約を結んでいる弁護士が、同社を相手取って、ブロッキングの差し止めを求めた訴訟で、東京地裁(鈴木謙也裁判長)は3月14日、「今後、被告がブロッキングをおこなう蓋然性が高いとはいえない」として、原告の請求を棄却した。
 鈴木裁判長は、ブロッキング措置が予告されていた「漫画村」など3サイトが、現時点で閲覧できなかったり、アクセス数が激減している状態にあり、NTTコミュニケーションズ側が「ブロッキングをおこなう予定はない」と主張していることなどから、「ブロッキングの差し止めの必要性は認められない」と判断した。ブロッキングそのものについては踏み込まなかった。
 原告の中澤佑一弁護士は判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開いた。中澤弁護士は「NTTコミュニケーションズ側が、裁判で、ブロッキングはやらないと言っていたので、請求が棄却されるのは当然だと思っていた」「裁判所に対する裏切りなので、予定変更はやりづらいだろう。提訴した意味はあったと思う」と述べた。訴訟がつづく間は、ブロッキングが実施されないとして、控訴する予定という。
 この日の判決を受けて、NTTコミュニケーションズは、弁護士ドットコムニュースに対して「判決文の内容をよく精査したうえで、今後の対応について改めて検討する」とコメントした。現状、予告された3サイト以外の海賊版サイトについても「ブロッキングする予定はない」としている。
 ●NTTグループ3社は「ブロッキングを実施する」と発表していた
 いわゆる海賊版サイトをめぐって、政府は2018年4月13日、「漫画村」など3サイトについて、プロバイダの自主的な取り組みとして、ブロッキング(アクセス遮断)することが適当とする緊急対策を決定。NTTコミュニケーションズを含むNTTグループ3社は4月23日、準備が整い次第、ブロッキングを実施すると発表した。
 こうした状況を受けて、中澤弁護士は2018年4月26日、ブロッキングの根拠となる規定がNTTコミュニケーションズの約款に存在せず、電気通信事業法に違反しており、憲法の「通信の秘密」も侵害するとして、NTTコミュニケーションズを提訴。NTTコミュニケーションズ側は、訴えを退けるよう求めていた。
(2019年03月14日 15時21分 弁護士ドットコム)

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