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配置転換命令で精神的苦痛 東京地裁、損害賠償命じる

 不当な配置転換命令で精神的苦痛を受けたとして、一般財団法人「あんしん財団」(東京)職員の男女7人が1人当たり約550万〜約1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。江原健志裁判長はうち女性4人について人事権の乱用と認め、慰謝料など110万円ずつ支払うよう命じた。
 原告側の代理人弁護士によると、4人は休職し、命令は撤回された。実際に異動しなかったのに、慰謝料の支払いを命じる判決は画期的だという。
 判決によると、7人のうち4人は2013年、総務課などから業務推進課に異動。さらに15年4月に東京から東北の支局などにそれぞれ配転命令が出た。4人は配転命令後、適応障害などを発症して休職し、配転命令が撤回された。
 判決は配転命令について、「家族の介護など、個々の事情への配慮や丁寧な説明がなく、相当性を著しく欠いている」と指摘。「職員が受け入れるべき範囲を著しく超えた不利益を負わせており、違法」と結論付けた。(山本亮介)
(2/26(月) 21:32 朝日新聞)

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