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百田氏と幻冬舎に賠償命令 「殉愛」で名誉毀損を認める

 歌手の故・やしきたかじんさんの闘病生活を描いた百田尚樹氏の著作「殉愛」(幻冬舎)の記述で名誉を傷つけられたとして、たかじんさんの元マネジャーの男性が百田氏と幻冬舎に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。森田浩美裁判長は、百田氏が男性に取材をしないままに一部の内容を書いていると指摘。「真実だと信じたとは認めがたい」として、連帯して275万円の支払いを命じた。
 男性は、たかじんさんの妻に暴言を吐いたり、会社の帳簿を操作したりしたなどと記述した、計19カ所について訴えていた。判決はこのうち14カ所で名誉毀損(きそん)の成立を認め、残り5カ所は「社会的信用を低下させたとは言えない」と判断した。また、約30万部が発行されていることを踏まえ、「多くの読者の目に触れ、評価の低下は大きい」と述べた。
 幻冬舎と百田氏は連名で「主張が認められなかった部分は誠に遺憾。判決を精査して対応を検討する」とのコメントを出した。(北沢拓也)
(2018年11月28日19時33分 朝日新聞)

百田氏「殉愛」、賠償命令

 タレントの故やしきたかじんさんの闘病生活を描いた作家百田尚樹氏の書籍「殉愛」を巡り、名誉を傷つけられたとして、たかじんさんの元マネジャーの男性(52)が、百田氏と出版元の幻冬舎(東京)に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は28日、名誉毀損などを認め、計275万円の支払いを命じた。
 森田浩美裁判長は、男性が本の中で、マネジャーとしての能力を欠き、金に汚い人物として描かれていると指摘。裏付けを欠く部分が少なくなく、真実と信じる相当性があるとは認められないと結論付けた。
 幻冬舎と百田氏は「主張が認められたところがあるが、認められなかった部分は誠に遺憾。判決を精査し、対応を検討する」とのコメントを出した。
(11/28(水) 17:44 共同通信)

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