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いなげやに22万円賠償命令=知的障害の従業員に暴言−東京地裁

 首都圏でスーパーを展開する「いなげや」(東京都)で働いていた知的障害のある男性(27)が、パート従業員の女性指導係から暴言や暴行を受けたとして、約585万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(脇博人裁判長)は30日、会社と指導係に計22万円の支払いを命じた。
 脇裁判長は「仕事ぶりが幼稚園児以下」などの暴言があったと認めた。一方、「障害者雇用に当たって必要な措置を何ら講じなかったとは言えない」と述べ、会社が就労環境整備を怠ったとする主張は退けた。
 判決によると、女性指導係は2012年8月以降、男性に対し「幼稚園児以下」「ばかでもできる」と発言した。男性は08年から指導係と同じ店舗で働いていたが、13年に退職した。
 いなげやの話 おおむね主張が認められた。判決を精査し、今後対応を検討する。
(2017/11/30-18:15 時事ドットコム)

障害者に暴言 「いなげや」に賠償命令 東京地裁

 首都圏にスーパーを展開する「いなげや」で働いていた知的障害のある男性が、指導を受けていた従業員から繰り返し暴言を受けたと訴えた裁判で、東京地方裁判所は、暴言の一部は事実だと認め、会社と従業員に22万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
 軽度の知的障害のある27歳の男性は、平成25年3月までの5年間、「いなげや」の横浜市内の店舗で働いていましたが、指導を受けていた女性従業員から繰り返し暴言を受け、退職に追い込まれたなどとして、会社と女性従業員に580万円余りの賠償を求めました。
 これに対して「いなげや」は、暴言などを否定していました。
 30日の判決で、東京地方裁判所の脇博人裁判長は、女性従業員が複数回にわたって仕事ぶりが幼稚園児以下だという趣旨の発言をしたことや、「ばかでもできるでしょ」と発言したことを認め、22万円の賠償を命じました。
 一方、男性が訴えていたそのほかの暴言や、会社が障害者への虐待を防止する義務を怠ったという主張は退けました。
 男性は会見で、「もっとつらいことをされたのに、信じてくれなかったです。優しく教えてほしかったです」と涙を流しながら話していました。
 男性の弁護士は「障害者への無理解や差別意識が根底にあると考えている。ただ雇うのではなく、定着のためには何が必要か、社会全体の問題として考えてほしい」と述べ、控訴を検討する考えを示しました。
 いなげや「判決を精査して対応を検討」
 判決について「いなげや」は、「おおむね弊社の主張が認められたとは思いますが、判決を精査して、今後対応を検討したい」というコメントを出しました。
(11月30日 18時01分 NHK)

スーパー「いなげや」に賠償命令 障害者に女性上司がパワハラ「仕事ぶりが幼稚園児以下だ」

 首都圏に展開するスーパー「いなげや」で働いていた知的障害がある男性(27)=東京都町田市=が、上司の女性からパワーハラスメントを受けたとして約580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、請求を一部認め、同社と女性に計22万円の支払いを命じた。
 男性側は、いなげやが障害者の働きやすい環境を整えなかったため退職を余儀なくされたとも主張したが、脇博人裁判長は「適性を考慮して就労時間や配置を決めており、必要な措置を講じなかったとはいえない」と退けた。
 判決によると、男性は平成20年、障害者の雇用を進めていたいなげやに入り、横浜市の店舗でパンの袋詰めなどを担当。女性から「仕事ぶりが幼稚園児以下だ」などと複数回暴言を吐かれ、25年に退職した。
 男性は閉廷後に記者会見し「(パワハラを)会社に言ったのに信じてくれなかった。優しく教えてくれれば僕だって仕事ができた」と言葉を詰まらせた。
(2017.11.30 18:22 産経ニュース)

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