報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

判決に「懲役」記載漏れ、「単純ミス許されぬ」

 高齢者から現金をだまし取ったとして詐欺罪などに問われた男(31)について、千葉地裁が判決の主文で「懲役」という文言の記載漏れをするミスがあったとして、東京高裁(青柳勤裁判長)が地裁判決を破棄し、改めて判決を言い渡していたことがわかった。高裁判決は22日付。
 問題となったのは、孫を装って高齢者から計400万円を詐取したなどとして起訴された千葉県船橋市の男の裁判。今年2月の地裁判決は有罪と認定したが、主文で「懲役5年」とすべきところを、「5年」とのみ記載していた。
 刑事施設に受刑者を収容する有期刑には、刑務作業が義務づけられる「懲役」のほか、義務のない「禁錮」があるが、詐欺罪の法定刑は「10年以下の懲役」で、禁錮を言い渡すことはできない。
 高裁判決は、地裁判決の主文について、「懲役だと解釈できないわけではない」としつつも、「有罪判決として最も重要な事項である『刑の種類』を記載しておらず、違法だ」と指摘。判決を破棄した上で量刑も見直し、「懲役4年6月」を言い渡した。ベテラン刑事裁判官は「裁判官も人間なのでミスはあるが、不注意による単純ミスがあってはならない」と指摘している。
(2018年11月28日 09時08分 読売新聞)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

もくじ

名前で検索


 あ行

 か行

 さ行

 た行

 な行

 は行

 ま行

 や行

 ら行?

 わ行

 

管理人/副管理人のみ編集できます