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共謀可能性指摘の判決 差し戻し

 去年3月、新潟県上越市で1人暮らしのお年寄りに暴行して死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている男の裁判で、2審の東京高等裁判所は、被告の単独犯か、不起訴とされた女性と共謀した可能性があるとした1審の判決を取り消し、審理をやり直すよう命じました。
 住所不定の無職、市川和彦被告(51)は去年3月、新潟県上越市の市営住宅で1人暮らしのお年寄りの男性を暴行して死亡させたとして、傷害致死の罪に問われています。
 この事件では、検察が被告と交際していた女性を不起訴とし、被告の単独の犯行として起訴しましたが、1審の新潟地方裁判所は判決で、単独犯だった可能性は否定できないものの、女性と共謀した可能性もあるとした上で、懲役5年を言い渡しました。
 これに対し、被告側は無罪を主張して控訴していました。
 15日の2審の判決で、東京高等裁判所の朝山芳史裁判長は、1審判決について、「被告が単独で暴行を加えた事実が証明されていないのに、単独か共謀のどちらかの犯行とするのは、証明されていない事実を認定することになり許されない」と指摘し、取り消しました。
 その上で、刑法では、2人以上で暴行を加え、それぞれによるけがの重さがわからない時には共犯とすると定められているとして、この規定に基づいて1審の裁判員裁判で双方の主張を出して、審理をやり直すよう命じました。
(11月15日 17時22分 NHK)

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