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幼児殺害 ベビーシッターに2審も懲役26年 東京高裁

 4年前、埼玉県富士見市でベビーシッターとして預かった当時2歳の男の子を殺害した罪などに問われた被告の裁判で、2審の東京高等裁判所は「1審判決はやや軽いと思われるが、不当とまではいえない」として、1審に続いて懲役26年の判決を言い渡しました。
 埼玉県富士見市に住んでいた物袋勇治被告(29)は、4年前、インターネットの仲介サイトを通じてベビーシッターとして横浜市の兄弟を自宅のマンションで預かり、当時2歳の兄を窒息死させた殺人の罪や、生後9か月の弟を放置した保護責任者遺棄致傷の罪のほか、およそ20人の子どもにわいせつな写真を撮るなどの行為をした罪に問われました。
 1審の裁判員裁判で検察が無期懲役を求刑したのに対して、被告側は、兄が死亡したのは風呂で溺れたのが原因だなどと主張しました。
 おととし、横浜地方裁判所は、懲役26年の判決を言い渡し、双方が控訴していました。
 30日の2審の判決で、東京高等裁判所の大熊一之裁判長は、医師の証言などをもとに「溺れて死んだ」という被告側の主張を退けました。
 そのうえで刑の重さについては、「1審判決はやや軽いと思われるが、殺害方法などが残虐とはいえず、不当とまではいえない」として、無期懲役を求めていた検察の主張を退けた一方、被告側の主張も退け、1審に続いて懲役26年を言い渡しました。
(1月30日 17時53分 NHK)

元シッター、二審も懲役26年 2歳児殺害で東京高裁

 埼玉県富士見市でベビーシッターとして預かった横浜市の男児(当時2)を窒息死させたとして殺人罪などに問われた物袋勇治被告(29)の控訴審判決が30日、東京高裁であった。大熊一之裁判長は、懲役26年とした一審・横浜地裁の裁判員裁判判決を支持し、検察側と弁護側の双方の控訴を棄却した。
 弁護側は男児が入浴中に溺れた事故だったと主張。検察側は「一審判決は刑が軽すぎる」として無期懲役を求めていた。
 大熊裁判長は判決理由で「量刑に国民の多様な視点が反映される裁判員裁判であることに照らせば、量刑はやや軽いものの、軽すぎて不当だとまでは言えない」と述べた。
 一審判決によると、物袋被告は2014年3月、自宅兼保育室として使っていた富士見市のマンション一室で男児を殺害。8カ月だった男児の弟にミルクを与えず重度の低血糖症にさせるなどした。
 物袋被告はほかに、預かった複数の子供の服を脱がせて撮影した児童買春・ポルノ禁止法違反罪でも有罪と認定された。
(2018/1/30 16:47 日経新聞)

「犯情極めて重い」 元シッター、2審も懲役26年 東京高裁判決

 埼玉県富士見市のマンションで平成26年3月、預かっていた横浜市の男児=当時(2)=を窒息死させたとして、殺人罪などに問われた元ベビーシッター、物袋(もって)勇治被告(29)の控訴審判決公判が30日、東京高裁で開かれた。大熊一之裁判長は「被告の生命軽視の態度は甚だしく、犯情は極めて重い」として懲役26年とした1審横浜地裁判決を支持し、弁護側と検察側双方の控訴を棄却した。
 弁護側は溺死の可能性があるとして殺人などの起訴内容を否認していたが、大熊裁判長は「溺死の可能性は0%」とした医師の証言などから殺人罪の成立を認定した。
 量刑については、「1審判決は犯情の重さの評価に足りない面があった」とする一方、「無期懲役以上でなければ不合理とまではいえない」と述べ、1審判決が軽すぎるとした検察側の主張を退けた。
 判決によると、物袋被告は26年3月、自宅兼保育室として使っていたマンション一室で男児にわいせつな行為をしたほか、鼻や口を手でふさいで殺害。また男児の弟にミルクを与えず重度の低血糖症にさせるなどした。
(1/30(火) 17:46 産経新聞)

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