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野村証券に2審も賠償命令…信用取引で多額損害

 信用取引で多額の損害を被ったとして、静岡県内の40歳代の男性歯科医師が野村証券に約1億5000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(小川秀樹裁判長)は25日、同社へ約5785万円の賠償を命じた1審・静岡地裁浜松支部判決を変更し、約4343万円の支払いを命じた。
 小川裁判長は、同社の責任について、「(取引の)全体を通じて担当者が主導したことは否定できない」と指摘。膨大な取引回数などを考慮し、取引は「社会的相当性を逸脱した違法なもの」とした。
 一方で、男性が担当者に損害の回復を強く迫っていたことにも言及、「ハイリスク・ハイリターンの取引を誘発し、自ら損害の拡大を招いたことは否めない」として、男性の過失を1審よりも大きく認めた。
 判決によると、男性は同社の勧誘を受け、2009年5月〜11年10月、証券会社に資金を借りて株式投資する信用取引で約50銘柄を200回以上売買し、約1億3500万円の損害を出した。
 判決について、野村ホールディングス・グループ広報部は「個別事案についてのコメントは差し控えます」としている。男性側の正木健司弁護士は「主張が全面的に認められず残念だが、野村の取引の違法性は認めており、証券会社による過剰な取引の抑制につながる判決」と意義を強調した。
(2017年10月26日 12時37分 読売新聞)

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