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三重中央医療訴訟 病院側に98万円賠償命令 股関節手術で過失認定

 三重中央医療センター(三重県津市久居明神町)で受けた手術の医療ミスにより苦痛を受けたとして、伊賀市の女性(75)が慰謝料などとして約450万円の損害賠償を運営法人の国立病院機構(東京都目黒区)に求めた裁判の判決で、津地裁(岡田治裁判長)は26日、女性側の主張を一部認め、病院側に約98万円の支払いを命じた。
 訴状などによると、女性は左変形股関節症の治療のため平成25年6月、同センターで「左人口股関節置換術」の手術を受けた。しかし手術ミスにより人口股関節の「カップ」と呼ばれる部品が開く角度が基準値を超えていたため、器具が固定されず緩みが生じ、別の病院での再手術まで約1年2カ月間にわたって激痛に苦しみ、精神的苦痛を受けたとしている。
 岡田裁判長は判決理由で、「カップの角度が変化した原因はリハビリ、日常生活での無理な動きなどによる外傷、感染、無菌性の緩みや既往症など個体的要因にあるとは言えない」と指摘。「未熟な技法で手術がされたことで十分な初期固定が得られなかったというほかない。過失があったと認められる」と過失を認定した。
 一方で「強い痛みが継続的にあったとまでは認められない」として請求の全額認定には至らなかった。
 女性の代理人弁護士は判決に「主張を一定額認められたことは評価できる。判決を精査して控訴を含めて検討したい」と話した。
 同センター事務部担当者は「判決をきちんと拝見していないのでコメントできない。控訴も含めて今後検討する」とコメントした。
(9/26(火) 11:00 伊勢新聞社)

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