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高校のハンドボール部活中の事故、損害賠償請求を棄却 地裁上田支部

 坂城高校(埴科郡坂城町)ハンドボール部員だった2014年12月に練習試合中のけがで後遺症を負った男性(21)と上田市の両親が、安全配慮義務違反があったとして当時の顧問教諭と校長、県に8400万円余の損害賠償を求めた訴訟の判決で、地裁上田支部(仁藤佳海裁判長)は16日、原告の請求を棄却した。
 判決などによると、シュートを打とうとした相手選手の膝が、防ごうとした男性の顔に激突。男性は、頸髄(けいずい)損傷などで約8カ月入院した。原告側は17年6月に提訴。顧問教諭の「ぶつかってくる相手をよける者は勇気が足りない」といった指導が事故原因と主張してきた。
 判決は、立ったままの身長174センチの男性の顔に膝がぶつかるのは難しく、事故時は男性がつまずいたか、かがんでゴールを守っていたと推定。つまずいたとすれば「偶発的」とした一方、「かがんでブロックするよう指導していたことを認める証拠はない」と判断し、指導と事故に因果関係は認められないとした。
 上田市内で記者会見した男性の母親、米谷美弥さん(40)は「失望に近い感情。指導方法に問題がないとされ(今回の事故のような)歴史は繰り返されるのかなと思ってしまう」。代理人の出井博文弁護士(松本市)は「威圧的な指導は問題ないと認めた判決だ」と批判した。
 県教委の原山隆一教育長は「けがをされた元生徒にはお見舞い申し上げたい。県の主張が全面的に認められたと受け止めている」と述べた。
(1月17日 信濃毎日新聞)

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