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高齢の母親を自宅で殺害 娘に無罪判決 長野地裁「心神喪失の状態にあった」 

 おととし、長野県飯田市の自宅で高齢の母親を殺害したとして娘が殺人の罪に問われた裁判員裁判で、地裁松本支部は「心神喪失の状態にあった」として無罪を言い渡しました。
 無罪判決を受けたのは、飯田市の60歳の女性です。女性はおととし8月、自宅で当時83歳の母親の首にズボンを巻き締め付け、窒息死させたとして殺人の罪に問われていました。
 裁判では、女性の責任能力が争われ、弁護側は精神障害の影響による、善悪などが判断ができない「心身喪失状態」で責任能力は問えないとして無罪を主張。
 一方、検察側は、母親が熱中症の疑いで体調を崩したことなどに女性が不安を感じて犯行に及んだもので、一定の意志が認められる「心神耗弱状態」だったとして懲役6年を求刑していました。
 判決で長野地裁松本支部の高橋正幸裁判長は「女性は精神病性障害で、殺害しなければという妄想を含む思考などで犯行に及んだと認められ、心神喪失の状態にあったのではないかという合理的な疑いが残る」として無罪を言い渡しました。
 判決後、弁護士は「適正に判断していただいた」と評価しました。
 一方、長野地検は「判決内容を精査し、上級庁と協議の上、適切に対応する」とコメントしています。
(2020年8月31日 月曜 午後6:49 長野放送)

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