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「マツモトキヨシ♪」の音商標認める 節目になる判決か

 ドラッグストア「マツモトキヨシ」のテレビCMなどで使われるフレーズを音の商標として出願したものの特許庁から拒絶され、マツモトキヨシホールディングスが提訴していた裁判で、知財高裁(大鷹一郎裁判長)は30日、マツモトキヨシ側の主張を認める判決を言い渡した。
 争点は、「マツモトキヨシ」の音が、同じ読みの別の人物を連想させるかどうかだった。特許庁側が拒絶の根拠としたのは、電話帳「ハローページ」などに「マツモトキヨシ」と読む複数の人物が存在するなどだった。マツモトキヨシ側は、このフレーズが広範囲でCMなどに使われており、「他人の氏名」と認識されないなどとしていた。
 知財高裁は判決で、ドラッグストア「マツモトキヨシ」が全国的に著名で、フレーズも広く知られていることから「言語的要素からなる音から、容易に連想するのは、ドラッグストアの店名」「当該音は一般に人の氏名を指し示すものと認識されるとはいえない」などと判断した。
 音商標は2015年に導入された。主に音だけに対して認められる商標で、正露丸(大幸薬品)のラッパのメロディーや伊藤園の「おーいお茶」、コーヒー用ミルク「スジャータ」といったCMで使われるメロディーやフレーズ、パソコンの起動音などが登録されている。マツモトキヨシは17年に出願したが特許庁が拒絶。不服申し立ての審判請求も退けられていた。
 一方、ブランド名としてカタカナの「マツモトキヨシ」は1999年に、ローマ字での「Matsumoto Kiyoshi」は2000年に登録が認められ、現在も継続されている。
(8/30(月) 18:29 朝日新聞)

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