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中津東高柔道部賠償訴訟 県に150万円支払い命令 地裁中津 /大分

 中津市の県立中津東高校柔道部の稽古(けいこ)中、当時顧問の男性教諭(65)から殴られるなどして脳脊髄(せきずい)液漏出症になったとして、元生徒の男性(20)が県を相手取って約2369万円の損害賠償を求めた訴訟で、大分地裁中津支部は7日、男性側の主張を一部認めて県に治療費や慰謝料など約150万円の支払いを命じた。
 澤井真一裁判長(志賀勝裁判長代読)は、暴行で漏出症を発症したとの男性側の主張は退けたが、「立場の弱い生徒が暴行を加えられ、暴行を機に登校しなくなって転校した」と認めた。
 判決によると、男性が同校2年だった2016年7月21日、稽古中の乱取りで男性教諭の奥襟を取ろうとした際、右手が頬をかすめたことから怒った教諭が暴行を加えた。
 暴行の程度について県側は「平手で2回」とし、男性側は「拳で何度も顔や後頭部を殴るなどした」と主張していたが、判決は「平手で2回にとどまらない、男性の両頬が赤く腫れ上がる強さで頭部に何らかの暴行を加えた」と指摘した。
 また、治療記録などから、17年2月までは暴行との相当因果関係があるとして、漏出症などの疑いで検査・入院して苦痛を受けたことにも治療費や慰謝料の支払いを認めた。【宮本勝行】
(2020年7月8日 毎日新聞)

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