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工場騒音訴訟 住民敗訴 大分地裁、賠償請求を棄却 /大分

 自宅そばの自動車部品工場から出る騒音で健康被害を受けたとして、中津市本耶馬渓町の元会社員、蕨野保さん(66)が工場を運営する神奈川県平塚市の浜岳製作所(宮川隆社長)を相手取り、騒音差し止めと200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、大分地裁中津支部であった。沢井真一裁判長は「騒音が原告の受忍限度を超えているとはいえない」とし、原告の請求を棄却した。蕨野さんは「いまだに耳栓をして寝る状態だ」として控訴を検討している。
 原告側は弁論で「4年前に大型プレス機を導入、騒音がひどくなり、不眠が続いている」と主張。工場側は「山国川のせせらぎや虫の音など自然な音がほとんどで稼働音ではない」と反論していた。沢井裁判長は「会社の騒音について規制基準を超えた事実を認めることができるが、山国川の流水音や国道を走る自動車騒音も否定できず、稼働騒音だけとは認められない」と判断した。
 訴状によると、同社の大分中津工場=同町冠石野(かぶしの)=は山国川を挟み、蕨野さんの自宅から直線距離で約200メートルにある。2010年に開業。自動車部品のプレスなどで24時間操業している。【大漉実知朗】
(2018年7月20日 毎日新聞)

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