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「工事で漁を営めないほどアユは減っていない」 大津地裁、補償求めた漁協の訴え棄却

 滋賀県の河川改修工事の延長によりヤナ漁を休止せざるを得ないとして、長浜市の西浅井漁業協同組合が県に事前補償金約990万円を求めた訴訟の判決が24日、大津地裁であり、堀部亮一裁判長は請求を棄却した。
 訴状によると、同漁協は同市の大川でアユをとるヤナ漁を行ってきたが、県の2003年から15年間の改修工事に対し、事前補償金約1千万円を受け取って休止した。県が工期を延長したため、その間も漁業権が制限されるとし、さらに15年分の事前補償を求めた。
 堀部裁判長は判決理由で、県は漁場内の工事に伴う補償を別に検討している点などから事前補償は必要とは言えない、と指摘。漁場外でも工事が続けば騒音や振動などで漁に悪影響があるとした漁協側の主張に対しては「工事で漁を営めないほどアユが減少したとは認めがたい」と退けた。
(11/24(火) 19:21 京都新聞)

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