報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

「日本の信用失う」和牛受精卵を不正輸出 元牧場経営者に執行猶予付き有罪判決

 中国に不正に輸出されると知りながら、和牛の受精卵などを譲り渡した罪に問われていた男に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
 判決によりますと、徳島県吉野川市の元畜産業・松平哲幸被告(70)は、去年6月、和牛の受精卵と精液を注入したストローを飲食店経営者らが不正に輸出することを知りながら渡していました。これまでの裁判で、松平被告は「輸出するかもしれないとは思ったが、届けてくれと言われたので届けた」と起訴内容を認めています。判決で、大阪地裁(増田啓祐裁判長)は「もし受精卵に病原体が含まれていれば、輸出先の国に伝染病などを引き起こす危険性が高く、日本の畜産物に対する信用を失わせる」として、松平被告に懲役1年・執行猶予3年・追徴金473万円の納付を言い渡しました。
(12/25(水) 19:00 ABCテレビ)

和牛受精卵事件、流出元の畜産農家に有罪判決 大阪地裁

 和牛の受精卵と精液が中国へ持ち出されそうになった事件で、家畜伝染病予防法違反幇助(ほうじょ)などの罪に問われた元畜産農家の松平哲幸被告(70)に対する判決が25日、大阪地裁であった。増田啓祐裁判長は「日本の畜産物の国際的信用を失わせるもので悪質だ」として、懲役1年執行猶予3年追徴金473万円(求刑懲役1年2カ月追徴金同)を言い渡した。
 判決によると、松平被告は昨年6月、氏名不詳者からの依頼で、運搬役の男(65)=家畜伝染病予防法違反などの罪で有罪確定=に持ち出しを指示した男(52)=同=に対し、譲渡元などを記した証明書を添付せずに受精卵と精液を473万円で譲渡。中国への不正輸出を手助けした。
 判決は「一連の犯行で不可欠な行為をし、(不正輸出への)寄与の程度は高い」と指摘。一方、被告が起訴内容を認めて反省していることなどから、執行猶予をつけた。(米田優人)
(12/25(水) 16:01 朝日新聞)

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