報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

女児への傷害致死罪で起訴の男性に一部無罪判決 大阪地裁

 大阪市内のマンション一室で約9年前、内縁関係だった女性の長女=当時1歳11カ月=の頭部に何らかの暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた無職男(36)に対する裁判員裁判の判決公判が14日、大阪地裁で開かれた。増田啓祐(けいすけ)裁判長は、「偶発的事故の可能性がある」として同罪について無罪を言い渡した。求刑は懲役7年。
 男は、覚せい剤取締法違反(使用)罪にも問われており、同罪については、懲役2年4月(求刑懲役3年6月)とした。
 男は平成20年12月、当時の自宅で、内縁関係だった女性の長女の頭部に何らかの暴行を加え、急性硬膜下血腫などによる中枢神経機能障害で死亡させたなどとして起訴された。
 判決理由で増田裁判長は急性硬膜下血腫が生じた原因について、「頭部の骨折もなく、強い外力があったとはいえない」と指摘。検察側は、頭部に8カ所の皮下出血があったことも暴行の根拠と主張していたが、「血腫が生じたのと同じ時期にできた傷と認められない」とした。
(2018.3.14 21:12 産経WEST)

1歳女児暴行死で無罪判決 大阪、母親の元交際相手に

 大阪市で2008年、交際女性の1歳11カ月の長女に暴行し死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた大阪府羽曳野市の無職、黒川秀一被告(36)の裁判員裁判で、大阪地裁(増田啓祐裁判長)は14日、傷害致死について無罪の判決を言い渡した。求刑は懲役7年だった。
 被告は08年12月、女性と3人で住んでいた大阪市内のマンションで長女の頭部に強い衝撃を与える暴行を加え、急性硬膜下血腫などで死亡させたとして起訴された。
 増田裁判長は判決理由で、急性硬膜下血腫が他者の行為によって生じたとは断定できないと指摘し「被告による暴行が間違いないとは言えない」と述べた。検察側は長女のけがは偶然の事故では起こり得ず、暴行が可能だったのは2人で家にいた被告だけだと主張していた。
 増田裁判長は逮捕2日前に覚醒剤を使ったとする覚せい剤取締法違反罪については、懲役2年4月(求刑懲役3年6月)の実刑とした。
 大阪地検の畝本毅次席検事は「上級庁と協議の上、適切に対応したい」とコメントした。〔共同〕
(2018/3/14 22:25 日経新聞)

1歳児死亡、傷害致死罪に問われた男性に無罪 大阪地裁

 内縁関係にあった女性の長女(当時1歳11カ月)に暴行を加え死なせたとして傷害致死の罪に問われた大阪府羽曳野市の男性(36)の裁判員裁判の判決が14日、大阪地裁であった。増田啓祐裁判長は偶発的な事故の可能性も排除できないとして、無罪(求刑懲役7年)を言い渡した。
 男性は2008年12月、当時住んでいた大阪市浪速区の自宅で内縁関係にあった女性の長女の頭部に暴行を加え、急性硬膜下血腫などの傷害を負わせ死亡させたとして、16年3月に逮捕・起訴された。「暴行していない」と否認していた。
 検察側は、急性硬膜下血腫は相当強い力を加えられなければ生じず、男性が激しく揺さぶるなど暴行を加えた結果だと主張したが、判決は医師の証言などから、転倒などで偶発的に起きた可能性も排除できないと認定した。
 揺さぶりによる頭部外傷をめぐっては硬膜下血腫、網膜出血、脳浮腫などの症状があれば「虐待の可能性が高い」とする考え方が医師の間で広まってきた。男性の弁護人は「3症状があれば虐待とする裁判の現状に警鐘を鳴らす判断だ」と評価する。
 千葉大学大学院の岩瀬博太郎教授(法医学)は判決を「頭部外傷について専門家の意見が割れる中、鑑定を検察官が選んだ個々人に委ねることが非常に危険であると示した」と評価した。
(3/15(木) 0:11 朝日新聞)

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