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<強盗致傷>被告に無罪判決、大阪府警、ずさんな捜査で

 大阪府八尾市のパチンコ店で2012年、現金が入ったかばんを奪おうとして従業員らにけがをさせたとして、強盗致傷罪に問われた同府羽曳野市の男性(37)の裁判員裁判が14日、大阪地裁であり、伊藤寿裁判長は「被告以外の者が犯人である可能性は十分残っている」として無罪を言い渡した。
 弁護側によると、大阪府警が約4年間にわたって捜査を放置。昨年、大量の捜査放置事案が発覚し、府警が捜査を再開して男性は昨年10月に逮捕されたが、否認していた。
 公判では直接証拠がなく、▽事件で使われた車のナンバープレートが、男性が車庫で保管していた物と同一か▽防犯カメラに映った人物が男性か−−などが争点となった。
 検察側は、警察官が事件直後にパチンコ店の店長から聞き取った目撃情報などから、車が「なにわ」を含むナンバーと主張した。しかし、詳しい調書は作られておらず、事件から5年以上が経過した公判では、店長が「どのような状況だったのか全く覚えていない」と証言していた。
 伊藤裁判長は「『なにわ』の文字があったとは認められない」と指摘し、防犯カメラ映像についても「見た目の雰囲気が似ている程度にとどまる」として検察側主張を退けた。ただ、判決は捜査放置について言及しなかった。
 弁護側によると公判には当時の捜査員も出廷し、「忙しくて捜査していなかった」などと証言したという。
 府警では昨年、61署で30年以上にわたり、事件の捜査書類や証拠品が放置され、2270事件で公訴時効が成立していたことが明らかになっている。大阪地検の畝本毅次席検事は「判決内容を精査し、上級庁と協議の上、適切に対応したい」としている。【遠藤浩二】
(7/14(金) 21:20配信 毎日新聞)

パチンコ店強盗、男性被告に無罪判決 大阪地裁

 大阪府八尾市のパチンコ店で2012年3月、かばんを奪おうとして従業員にけがを負わせたとして、強盗致傷の罪で起訴された同府羽曳野市の男性被告(37)の裁判員裁判の判決が14日、大阪地裁であった。伊藤寿裁判長は、無罪を言い渡した。
 警察は現場から逃走した車のナンバーの目撃情報から昨年10月、男性を逮捕したが、捜査段階から否認していた。
 ナンバーの目撃者とされた証人が公判で当時の状況を「全く覚えていない」と証言しており、判決は「男性以外が犯人の可能性が十分ある」と述べた。検察側が防犯カメラに映った犯人と男性の特徴が一致しているとした点も、「見た目の雰囲気が似ているという程度」と判断した。
(7/14(金) 19:31配信 朝日新聞)

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