報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

まとめサイト 大阪高裁も差別認定 控訴棄却

 ネット上の差別的な書き込みを集めたサイトで名誉を傷つけられたとして、在日朝鮮人の女性が、まとめサイト「保守速報」を運営する男性に2200万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪高裁は28日、200万円の賠償を命じた1審・大阪地裁判決を支持し、男性側の控訴を棄却した。江口とし子裁判長は、1審判決と同様に、まとめサイトによって女性が新たに差別を受けたと認定した。
 訴えたのは大阪府内のフリーライター、李信恵(リシネ)さん(46)。判決によると、男性は2013〜14年、ネット掲示板や短文投稿サイトの内容を編集し、李さんの国籍や外見を侮辱する書き込みをまとめた記事約40本を掲載した。男性側は「投稿をまとめただけで、他のサイトの内容以上の情報を伝えていない」と主張していた。
 だが江口裁判長は、男性が特定の文字を拡大するなどして記事を掲載したことについて、「新たな文書の配布で、独立した表現行為」と認定。「人種差別と女性差別の複合差別に根ざすもので非常に悪質だ」と厳しく批判した。
 記者会見した李さんは、ヘイトスピーチについて16年6月に国が対策法、同年7月には大阪市が全国初の抑止条例を施行するなどした動きを評価。一方で「まとめサイトは若者らへの影響が大きい。この判決が差別の根絶につながってほしい」と話した。【遠藤浩二】
(2018年6月29日 毎日新聞)

「まとめサイト」2審も差別認定で賠償命令

 インターネット上の人種差別的な投稿をまとめた記事を掲載されて名誉を毀損されたとして、在日朝鮮人の女性フリーライター、李信恵(リシネ)さん(46)がネット掲示板「保守速報」を運営する男性に2200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が28日、大阪高裁であった。江口とし子裁判長は200万円の支払いを命じた1審大阪地裁判決を支持、男性の控訴を棄却した。
 訴訟は、投稿サイトに書き込まれた内容を引用したまとめサイトが名誉毀損に当たるかどうかが争点。江口裁判長は判決理由で、保守速報の記事は「意図をもって新たに作成した記事といえ、引用元からは独立した表現行為」と位置づけた上で、内容は「社会通念上許される限度を超え、常識に反する」とした。
 控訴審判決によると、保守速報は平成25〜26年の約1年間で人種差別や女性差別に当たる記事を40本以上掲載し、名誉を毀損した。
(6/28(木) 23:00 産経新聞)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

もくじ

名前で検索


 あ行

 か行

 さ行

 た行

 な行

 は行

 ま行

 や行

 ら行?

 わ行

 

管理人/副管理人のみ編集できます