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大阪高裁「控訴を棄却」を「原判決を破棄」と言い間違え

 覚せい剤取締法違反の罪に問われた男の控訴審判決で、大阪高裁の福崎伸一郎裁判長が27日、「控訴を棄却する」という主文を言い間違え、「原判決を破棄する」と述べる場面があった。両隣の裁判官から指摘を受け、判決を言い直した。福崎裁判長は1審判決を破棄したり、逆転無罪を言い渡したりすることが多い裁判官として知られ、今年度だけで少なくとも9件の「破棄」判決を出している。
 言い間違いは、主文と判決理由を朗読した後に、「もう一度主文を言います」と再読する場面で起きた。福崎裁判長がすぐに言い直したため、法廷に混乱はなかった。
 法曹関係者によると、福崎裁判長は64歳で、2015年12月から大阪高裁の第1刑事部総括判事。刑事事件の証拠を細かく精査し、検察側に厳密な立証を求めることで知られる。来月14日に定年で退官予定だ。
 福崎裁判長が4月以降に1審判決を破棄した9件のうち、4件は逆転無罪。今月8日には、1日に3件の破棄を言い渡した。無罪を含む1審破棄判決が短期間にこれだけ集中するのは極めて異例とみられる。
 覚醒剤を密輸した罪に問われた女性被告の控訴審判決(5月11日)では、共犯とされた女の証言が、携帯電話で撮影された写真の位置データと矛盾するとして無罪を言い渡した。【遠藤浩二】
(2017年6月28日 09時30分(最終更新 6月28日 10時07分) 毎日新聞)

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