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実習先パワハラ和解 大阪高裁、遺族に3000万円支払い

 理学療法士を養成する専門学校に通っていた大野輝民さん(当時39)が自殺したのは、実習先の診療所でパワーハラスメントを受けたのが原因だとして、遺族が学校側などに損害賠償を求めた訴訟の和解が8日、大阪高裁(竹内浩史裁判官)で成立した。学校と診療所が解決金として計3千万円を支払う。
 原告側弁護士によると、和解条項では専門学校を運営する高寿会(大阪府吹田市)と、診療所を運営する一裕会(大阪市住吉区)が、遺憾の意を表明。高寿会は法令を順守して再発防止策を講じるとした。
 一審判決によると、大野さんは2013年11月に大阪市内のクリニックで実習を始めたが、同月30日に自殺した。判決は指導担当者が実習の打ち切りを告げたり、繰り返し叱責したことなどが自殺の原因と認定し、学校と診療所に請求全額の約6100万円の支払いを命じた。
(2019/4/9 0:03 日経新聞)

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