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米国男性に無罪判決 「薬物入り」郵便物、受け取り認めず 千葉地裁

 覚醒剤を含むとされる国外からの郵便物を所持したとして、麻薬特例法違反の罪に問われたアメリカ国籍の男性被告(33)の判決公判が18日、千葉地裁で開かれた。川田宏一裁判長は、違法薬物が隠されていたかもしれないとの認識を認めるには「合理的な疑いが残る」として無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 被告は仲間らと共謀し、昨年10月23日に同区の路上で覚醒剤が入っているとされる郵便物を所持したなどとして起訴されており、公判では違法薬物の認識があったかどうかが争点となった。
 判決で川田裁判長は、被告が知人の男から代理での受け取りを依頼された郵便物について違法薬物と疑う中、中身に関する男の説明が漠然としたものから「アンティークランプ」と具体化したことを指摘。「違法じゃない限り問題ない」という被告の当時の発言を踏まえ、違法性があれば関与したくない意向があったと判断した。
 また、被告らが郵便局で配達状況を確認した際、税関検査中であることを知った経緯にも言及。後日、別の郵便局で郵便物を無事に受け取れたことから「安心するに至り、違法薬物かもしれないという疑念が払拭(ふっしょく)された可能性は否定できない」などとして、犯罪の証明がないと結論づけた。
 被告の弁護人は「裁判所が(被告の)当時の立場を理解し、在るべき正しい判決を出した。ほっとしている」とコメント。千葉地検の清野憲一次席検事は「判決内容を精査し、適切に対処したい」とした。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
(7/19(金) 10:46 千葉日報)

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