報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

大島汽船の補償、原告の請求棄却 地裁判決 /宮城

 気仙沼市の大島と本土を結ぶ「気仙沼大島大橋」の開通に合わせてフェリー事業を廃止した「大島汽船」(同市)が営業利益の減少分などを補償しないのは不当として、県に約9000万円の支払いを求めた訴訟で、仙台地裁(村主隆行裁判長)は9日、原告側の請求を棄却した。
 同社は架橋に伴い事業を廃止したにもかかわらず、県は退職者への退職金に充てる費用以外の支払いを拒否したと主張していたが、判決は「事業を廃止するよう県から強制された事実は認められない」と判断した。
 白幡昇一社長(69)は判決後の記者会見で「非常に冷淡で納得できない判決。離島への架橋が予定されている全国の航路で、宮城県の判断が前例にならないことを願う」と批判した。【藤田花】
(2021/3/10 毎日新聞)

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