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<海外視察>宮城県議支出の一部 違法認定
 公費を使った宮城県議4人の海外視察に違法な支出があるとして、仙台市民オンブズマンが村井嘉浩知事に対し、視察費計360万円を4人に返還請求するよう求めた訴訟の判決で、仙台地裁は1日、計約30万円を請求するよう命じた。
 違法と判断されたのは、県議会会派自民党・県民会議所属の渡辺和喜、石川光次郎両県議と、池田憲彦、佐々木征治両元県議が2014年3月、1週間の日程で訪れたニュージーランド視察旅行の一部。ラグビー観戦やワイン農園を訪れた4、5日目の視察費各約7万4000円が違法とされた。
 高取真理子裁判長は、海外視察に関して議会の裁量権を認めつつ、4、5日目の視察について「議会の審査を経ておらず、報告書への記載も不十分。県政と無関係な遊行目的」と認定した。
 判決後、記者会見したオンブズマンは「公金を使った海外視察に関し、判決は議会の裁量権を広く認めすぎだ」と批判し、控訴する考えを示した。
 村井知事は「県の主張がほぼ認められた。ただ、一部、認められなかった部分があり対応を検討する」、中島源陽議長は「判決文を精査し、対応を検討する」とのコメントを出した。
関連ページ:宮城
(2017年02月02日 河北新報)

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