報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

陸前高田市長選 無効の訴え退ける判決

 5票差で現職の戸羽太氏が当選した今年2月の陸前高田市長選挙をめぐり住民が当選の無効などを求めた裁判で、仙台高等裁判所は30日、原告の訴えを退ける判決を言い渡しました。
 今年2月の陸前高田市長選挙では、現職の戸羽太氏が新人の紺野由夫氏を5票差で破りました。その後、紺野氏の支持者の住民が居住の実態のない者の投票や誤った投票用紙の交付などを理由に戸羽氏の当選無効などを求め、陸前高田市選挙管理委員会に審査を申し立て、退けられました。さらに岩手県選挙管理委員会への審査の申し立ても退けられ、住民は県選管を相手取り仙台高裁に提訴していました。判決で仙台高裁の上田哲裁判長は、居住の実態のない者の投票について「選挙の管理執行の手続きに関する規定違反があったということはできない」などとし、投票用紙についても「誤った交付があったとは認められない」として原告の訴えを退ける判決を言い渡しました。今回の判決を受けて原告側は「不当な判決であり憤りを感じる」と話し、上告する方針を明らかにしました。また、県選挙管理委員会の八木橋伸之委員長は「原告の請求が退けられ、私どもの主張に理解をいただいたものと認識しています」とコメントしています。
(2019年10月30日 18:54 岩手放送)

陸前高田市長選で当選無効の訴え 仙台高裁が却下

 2月の岩手県陸前高田市長選を巡り、戸羽太氏(54)の当選無効などを求める審査申し立てを棄却した岩手県選管の判断は不当だとして、有権者2人が県選管に裁決の取り消しなどを求めた訴訟の判決で、仙台高裁は30日、原告による戸羽氏の当選無効の訴えを却下、選挙無効の請求を棄却した。
 上田哲裁判長は「(県選管の判断が)当選の効力に関する裁決とは認められない」と結論付けた。原告は「選挙人名簿に被登録資格を持たない住民が含まれていた」などと選挙の無効も訴えたが、判決は「無効原因となる重大な瑕疵(かし)は認められない」と退けた。
 判決などによると、同市長選は原告が支援した紺野由夫氏(60)が5票差で落選。原告の市選管への異議申し立て、県選管への審査申し立てはいずれも棄却された。
(2019年10月31日 河北新報)

陸前高田市長選 当選無効訴訟 仙台高裁、請求退ける /岩手

 5票差で現職の戸羽太市長が3選を果たした2月の陸前高田市長選を巡り、同市の有権者が県選挙管理委員会を相手取り、選挙と当選の無効を求めた訴訟で、仙台高裁(上田哲裁判長)は30日、請求を退けた。上田裁判長は「市内に住民登録している人の現実の住所がないという的確な証拠はなく、投票用紙の誤交付も認められない」などと選挙無効の訴えを退けた。当選無効の訴えは「県選管の裁決を経ていない」として不適法と判断した。
 原告らは、市や県の選管に選挙結果についての審査などを申し立ててきたが、いずれも退けられ、7月に同高裁に提訴していた。
 判決後、原告は「判断の理由が棄却ありきとしか思えない。憤りを感じる」と語り、上告する意向を示した。県選管は「私どもの主張にご理解をいただいたものと認識している」とのコメントを出した。【三瓶杜萌】
(2019年10月31日 毎日新聞)

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