報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

賠償増、40万円命令 県立高部活動顧問・暴力暴言訴訟

 【仙台支社】盛岡市内の県立高で2008年、部活動顧問の男性教諭(41)から暴力や暴言を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを発症したとして、同市の元男子部員(27)と両親が県と教諭に約200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は1日、県に20万円支払いを命じた一審盛岡地裁判?を変更し、慰謝料など40万円の支払いを命じた。
 判決理由で小川浩裁判長は、元男子部員を体育教官室に呼び出して行った指導について「『お前のような人間が大人になると社会を駄目にする』などの言動は教員の裁量を逸脱している」と一審より踏み込んで違法性を認定。「男性教諭が本人尋問で平手打ちは暴力ではないと詭弁(きべん)を弄(ろう)したことも考慮すべきだ」として慰謝料を含む40万円の支払いが相当だとした。
 一方、暴力や暴言によるPTSD発症や不登校との因果関係は認めなかった。
(2019.02.02 岩手日報)

<バレー部PTSD控訴>二審も岩手県に賠償命令 暴言認定で増額

 盛岡一高(盛岡市)の元バレーボール部員の男性(27)が在学中、元部顧問の40代男性教諭からの暴力や暴言で心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、教諭と県に計約200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は1日、県に20万円の支払いを命じた一審盛岡地裁判決?を変更、慰謝料を増額し、県に40万円の賠償を命じた。
 小川浩裁判長は教諭が部活動中、男性に平手打ちした事実や「お前のような人間が社会を駄目にする」などと言い放った事実を新たに認定。体罰や男性の人格を否定するような言動は「教員の裁量の範囲を超えて違法」と判断した。
 教諭が一審での尋問で「平手打ちは『びんた』と異なり暴力ではない」などと供述した点も「詭弁(きべん)だ」と指弾したが、暴力や暴言とPTSDの罹患(りかん)との因果関係は認めなかった。
 判決後に仙台市内で記者会見した男性の父親(62)は、同じ教諭が指導した不来方高(岩手県矢巾町)の男子生徒(17)が昨年7月に自殺したことに触れ、「息子も自殺と紙一重の状況だった。学校がまともな調査をしていれば、男子生徒が死ぬことはなかった」と学校側の対応を批判した。
 判決によると、男性教諭は2008年、県外遠征を無断欠席した男性を体育教官室に呼び出し、鍵を壁に投げ付けたり拳で机をたたいたりして、30分以上にわたり怒鳴りつけるなどした。
 岩手県教委は「判決内容を精査して対応を考えたい」とコメントした。
(<バレー部PTSD控訴>二審も岩手県に賠償命令 暴言認定で増額
 盛岡一高(盛岡市)の元バレーボール部員の男性(27)が在学中、元部顧問の40代男性教諭からの暴力や暴言で心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、教諭と県に計約200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は1日、県に20万円の支払いを命じた一審盛岡地裁判決を変更、慰謝料を増額し、県に40万円の賠償を命じた。
 小川浩裁判長は教諭が部活動中、男性に平手打ちした事実や「お前のような人間が社会を駄目にする」などと言い放った事実を新たに認定。体罰や男性の人格を否定するような言動は「教員の裁量の範囲を超えて違法」と判断した。
 教諭が一審での尋問で「平手打ちは『びんた』と異なり暴力ではない」などと供述した点も「詭弁(きべん)だ」と指弾したが、暴力や暴言とPTSDの罹患(りかん)との因果関係は認めなかった。
 判決後に仙台市内で記者会見した男性の父親(62)は、同じ教諭が指導した不来方高(岩手県矢巾町)の男子生徒(17)が昨年7月に自殺したことに触れ、「息子も自殺と紙一重の状況だった。学校がまともな調査をしていれば、男子生徒が死ぬことはなかった」と学校側の対応を批判した。
 判決によると、男性教諭は2008年、県外遠征を無断欠席した男性を体育教官室に呼び出し、鍵を壁に投げ付けたり拳で机をたたいたりして、30分以上にわたり怒鳴りつけるなどした。
 岩手県教委は「判決内容を精査して対応を考えたい」とコメントした。
(2019年02月02日 河北新報)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

もくじ

名前で検索


 あ行

 か行

 さ行

 た行

 な行

 は行

 ま行

 や行

 ら行?

 わ行

 

管理人/副管理人のみ編集できます