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太陽光発電所 河川占用認める判決 地裁 伊東市の処分取り消し /静岡

 伊東市八幡野地区で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画を進めている「伊豆メガソーラーパーク合同会社」が、工事に必要な橋を架けるための河川占用を、同市が不許可にしたのは不当だとして、処分の取り消しを求めた訴訟の判決が22日、静岡地裁であった。増田吉則裁判長は事業者側の主張を全面的に認め、市の不許可処分を取り消した。
 事業を巡っては、同社が建設予定地への工事車両の搬入に必要な橋を架けるため、八幡野川の河川占用許可を申請。市は2019年2月、市長の同意を得ずに工事に着手した市の規制条例違反にあたるなどとして、河川法に基づき不許可処分とした。これに対し、同社は19年7月、河川法と無関係な規制条例を理由に、市が河川占用を不許可としたのは違法などとして静岡地裁に提訴。「行政権の著しい濫用(らんよう)に当たる」と批判していた。
 地裁は判決で、事業者は市の規制条例施行前に工事に着手したと認められ、条例違反には当たらないと説明。市の主張には「重要な事実誤認がある」と指摘した。また、橋などの設置は河川の機能を害するものではなく、「重視すべきではない事情を殊更に重視した不合理なものだ」と非難した。
 判決後、同社の関係者は取材に「判決を真摯(しんし)に受け止め、まずは市や住民と協議して災害にも役に立つような発電所を一緒に考えていきたい」と述べ、中断している工事について即座に再開する考えはないとした。市は「大変厳しい結果で非常に残念。判決理由を精査し、対応を検討したい」とコメントした。【古川幸奈、梁川淑広】
(2020年5月23日 毎日新聞)

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