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西目屋・贈収賄事件 関前村長に有罪判決/懲役3年、執行猶予5年 青森地裁

 青森県西目屋村発注の入札を巡る官製談合、贈収賄事件で、収賄罪などに問われた前村長関和典被告(54)の判決公判が24日、青森地裁であった。寺尾亮裁判官は「村長の地位を悪用して私腹を肥やし、公務の公正と社会の信頼を大きく失墜させた」と懲役3年、執行猶予5年、追徴金275万円(求刑懲役3年、追徴金275万円)の判決を言い渡した。被告側は控訴しない方針。
 量刑理由で寺尾裁判官は、4件の官製談合について「いずれも意中の業者に落札させており、入札システムが害された程度は大きい」と指摘。「被告は自ら主体的・積極的に受注させる予定の業者や、部下の職員に働き掛けたり、賄賂を要求したりして各犯行を首謀した」と断罪した。
 寺尾裁判官は「刑事責任は軽視できず、実刑の選択も視野に入る事案」としたものの、▽100万円を贖罪(しょくざい)寄付するなど反省の態度を示している▽多数の村民らから嘆願書が提出された▽村長を辞職するなど社会的制裁を受けている−ことなどを酌量した。
 裁判官が判決文を読み上げる際、関被告は姿勢を崩すことなく、時折うなずきながら耳を傾けていた。閉廷後、青森地裁前で報道陣の取材に応じ、「判決を真摯(しんし)に受け止め、村と村民に対して深くおわび申し上げたい。してしまったことを深く反省しながら、一から出直したい」と述べた。
 判決によると、村長在職中の2016〜20年の間、村が実施した指名競争入札と見積もり合わせによる随意契約計4件に関して入札の公正を害したほか、便宜を図った見返りに、受注業者2社の代表者から賄賂として現金205万円や石灯籠設置工事(約70万円相当)の供与を受けた。
(6/25(金) 9:06 東奥日報)

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