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北上の幼児放置死 父親に懲役5年 「唯一の保護者、責任大きい」 地裁判決 /岩手

 北上市で4月、当時1歳9カ月の長男に十分な食事を与えず死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた父親の無職、高舘拳被告(25)の裁判員裁判の判決公判が13日、盛岡地裁であり、中島経太裁判長は懲役5年(求刑・懲役6年)を言い渡した。
 判決で中島裁判長は「被害者が頼れる唯一の保護者であったのに、保護責任を怠った程度は大きい」と非難。一方で、高舘被告が1人で子育てをしていたことなどから、「同種事案の中で重い部類に属する事案とも言えない」と結論付けた。
 判決によると、高舘被告は3月30日ごろから4月8日までの間、2人で暮らしていた長男優人ちゃんに十分な食事や水分を与えず、自宅に放置して複数回外出。同8日に優人ちゃんを全身機能障害で死亡させた。
 事件直後には、優人ちゃんが通う保育園から2月末に「服が便や尿で汚れていて心配」などと市が相談を受けながら「緊急性はない」と判断していたことが発覚。市は県の対策マニュアルに、社会福祉士や保健師を活用して「緊急性」の判断をするなど、市独自の項目を加えた対応指針を策定した。
 判決後、裁判員を務めた盛岡市内の30代男性会社員が記者会見に臨んだ。中学3年生の子どもを持つ男性は「子どもを育てることは大変なこと。(育児に困ったら)駆け込める所や、サポートする態勢があれば、こういう事案を防げるのではないか」と話した。【小鍜冶孝志】
(2018年12月14日 毎日新聞)

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