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姉の自宅放火で実刑 暴行は無罪 水戸地裁判決 /茨城

 2019年12月、取手市に住む実の姉(当時71歳)の首を絞め、室内に灯油をまいて放火したとして、現住建造物等放火と暴行の罪に問われた桜井三男被告(69)に対し、水戸地裁の裁判員裁判(結城剛行裁判長)は1日、現住建造物等放火罪について懲役7年の判決を言い渡した一方、暴行罪については無罪とした。求刑は10年だった。
 公判で弁護側は、放火について「灯油はまいたが火はつけていない」、暴行については「取っ組み合いにはなったが、首は絞めていない」と、いずれも無罪を主張していた。
 判決で結城裁判長は、放火について「この時間帯に被告(だけ)が家にいた」などとして犯人性を認定。一方で、暴行については、姉が恐怖心から「暴行を受けたと勘違いした可能性がある」と指摘。検察側が被害の証拠として示した首の赤みについても、「2人がもみ合った際に着ていた上着の襟がこすれた可能性も否定できない」とし、「暴行が間違いなくされたとは言えない」と述べた。
 判決によると、桜井被告は19年12月20日午後2時ごろ、姉が住む取手市戸頭の木造2階建て住宅内で灯油をまき、ライターなどで火をつけ全焼させたなどとしている。
 水戸地検の石井壮治次席検事は「判決の内容を検討し、対応したい」としている。【川島一輝】
(2021/3/2 毎日新聞)

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