報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

茨城大生殺害 元少年に無期懲役

 17年前、茨城県内で茨城大学の女子学生が殺害された事件の裁判で、逃亡先のフィリピンから出頭し殺人などの罪に問われた当時18歳だったフィリピン人の被告に対し、水戸地方裁判所は求刑通り無期懲役を言い渡しました。
 17年前の平成16年1月、茨城県美浦村の河口近くで当時21歳の茨城大学の女子学生が殺害されているのが見つかった事件では、当時18歳だったフィリピン人の35歳の被告が、別のフィリピン人の男2人とともに、女子学生の首を絞めて殺害したなどとして殺人などの罪に問われました。
 これまでの裁判員裁判で検察が無期懲役を求刑したのに対し、弁護士は「従属的な立場にあり、殺害には少なくとも2回反対した」などとして、刑を軽くするよう求めていました。
 3日の判決で水戸地方裁判所の結城剛行裁判長は「抵抗も逃走もできない形で被害者をじゅうりんしたうえ、執ように攻撃を加えていて危険性が高く悪質だ。動機は自己中心的で身勝手なもので、厳しい非難を免れない」と指摘しました。
 そのうえで「共犯者に流されて犯行に及んだ面もあったが、首を絞めるなど殺害のための重要な行為をしていて、従属的立場にはなかった」などと指摘し、求刑通り無期懲役を言い渡しました。
(02月03日 17時51分 NHK)

茨城大生殺害、元少年に無期判決 「無差別、通り魔的」 水戸地裁

 美浦村で2004年、茨城大の女子学生=当時(21)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われたフィリピン国籍で住所不定、無職、元少年(35)の裁判員裁判判決公判が3日、水戸地裁で開かれた。結城剛行裁判長は「無差別な通り魔的犯行で、厳しい非難は免れない」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。共犯で主犯格の男と同じ量刑となった。
 判決理由で結城裁判長は、元少年が共犯者2人に性的暴行を持ち掛け、自らも行為に及んだとして、「従属的な立場ではなかった」と判断した。
 殺害についても「口封じのために殺害を事前に決めていた。殺意は強固だった」とした。
 弁護側は、被告が当時18歳の少年で、共犯者が言い出した殺害には反対し、「3人の中で従属的立場だった」などとして情状酌量を求めていた。
 これに対し結城裁判長は「最終的に元少年は殺害に賛成し、被害者の首を絞め、ドライバーで胸を複数回突き刺すという殺害に重要な行為を自ら行った」として、弁護側主張を退けた。
 元少年が逮捕を覚悟で来日したことについては「わいせつ目的の殺人という事案の量刑傾向に照らし、無期懲役刑が相当」と酌量しなかった。
 判決後、控訴するかどうかについて弁護人は「今の時点で言えることはない」とするにとどめた。
 判決によると、元少年は主犯格で受刑者の男(39)=無期懲役判決確定=ら同国籍の2人と共謀し、04年1月31日午前0時半ごろから同6時半ごろまでの間、阿見町付近の路上で、女子学生を車内に引き入れて乱暴して首を絞め、美浦村の清明川付近で、首を刃物で複数回切り、胸をドライバーで複数回突き刺すなどして殺害した。
(2/4(木) 4:00 茨城新聞)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

もくじ

名前で検索


 あ行

 か行

 さ行

 た行

 な行

 は行

 ま行

 や行

 ら行?

 わ行

 

管理人/副管理人のみ編集できます