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茨城・那珂市の男性殺人 被告の女に懲役18年判決 水戸地裁

 平成29年6月に知人男性を殺害し、財布を盗むなどしたとして、殺人や窃盗などの罪に問われた茨城県那珂市菅谷の理容業、佐藤和枝被告(57)に対する裁判員裁判の判決公判が28日、水戸地裁で開かれ、小笠原義泰裁判長は、求刑通り懲役18年を言い渡した。
 小笠原裁判長は判決理由で「被告人は、被害者から横領の事実を疑われている自覚があった」と指摘し、「保身のために落ち度のない被害者を殺害し、金銭トラブルを動機とする殺人の中でも悪質といえる」と述べた。
 殺人を否定する弁護側の主張には「突然死の可能性は抽象的で、被告人には殺害動機があった」などの理由を述べ、「自宅兼理容店内で2人きりのときに、被害者が突然死する偶然は考えにくい」と退けた。
 判決によると、佐藤被告は29年6月、自身が経営する同市菅谷の自宅兼理容店内で、知人の無職、島津一春さん=当時(89)=の首を絞めて殺害し、近くに埋めたほか、現金約26万円が入った島津さんの財布を盗むなどした。
(2019.1.28 18:59 産経新聞)

那珂の絞殺 懲役18年 地裁、求刑通りの判決 /茨城

 那珂市菅谷で2017年6月、近くの無職、島津一春さん(当時89歳)を絞殺したなどとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた近くの理容業、佐藤和枝被告(57)に対する裁判員裁判で水戸地裁(小笠原義泰裁判長)は28日、「金銭トラブルを動機とする殺人事案の中でも極めて悪質」として求刑通り懲役18年の実刑判決を言い渡した。
 判決によると、佐藤被告は16年5月〜17年3月、島津さんの義妹から葬儀費用として預かった現金200万円のうち、約157万円を着服し横領。
 島津さんに着服を疑われたため、追及を免れようと、同年6月7日、自宅兼理容店で島津さんの首を圧迫し窒息死させた。殺害後、財布に入っていた現金約26万円を盗み、遺体を自宅裏の農道に埋めたなどとしている。
 公判で弁護側は「島津さんは病変で亡くなった」と殺人罪について無罪を主張したが、地裁は「横領について島津さんからの追及を免れるため殺害した」と認定し、「動機は極めて身勝手。金銭を得るためには手段を選ばない姿勢が見て取れ、強い非難に値する」と指摘した。【韮澤琴音】
(2019年1月29日 毎日新聞)

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