報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

執行猶予中に万引容疑 再犯の60代女性に猶予刑 カウンセリング治療の継続や親の介護に配慮

 3年前の万引事件で執行猶予付き有罪判決を受け、刑の執行猶予中だった昨年に再び万引をしたとして、窃盗罪に問われた兵庫県明石市に住む60代の無職女性に対し、神戸地裁明石支部が今年3月、懲役1年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役1年)の判決を言い渡していたことが分かった。
 執行猶予期間に再び罪を犯せば猶予が取り消されて刑が執行されるが、同支部の太田敬司裁判官は、再犯を防ぐカウンセリング治療の継続や親の介護などの情状を踏まえ、再び執行猶予を付けた。女性の弁護士は「同種犯罪の再犯では非常に珍しい」としている。
 判決文などによると、女性はホームセンターでスリッパを万引したとして、2018年7月に窃盗罪で懲役1年、執行猶予3年を言い渡されたが、20年2月、明石市内のスーパーでうどんなど計4点(計約600円相当)を盗んだ。
 公判で弁護側は「女性は商品を持ってスーパーを出た後、ためらいの気持ちから一度立ち止まって振り返っており、カウンセリングの効果が出ている」などと主張。検察側は常習性があるとしていた。
 太田裁判官は判決で、カウンセリング治療の継続や、家族による厳しい監督の約束に加え、女性が約2年前から寝たきりの母を介護していたことなどから「同情の余地が全くないとはいえず、更生の機会を与えるのが相当」とした。
(7/23(金) 17:33 神戸新聞)

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