報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

“横領被害の会社” 脱税で有罪

 経理担当だった元役員に1億円あまりを横領された三木市の建設会社の元社長がみずからも脱税の罪に問われた裁判で神戸地方裁判所は元社長に執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
 兵庫県三木市の建設会社「神和商事」の元代表取締役、神行武彦被告(61)は、平成25年からの5年間、鉄くずの売却金の一部を現金で受け取る方法などで、法人税と地方法人税、あわせて8700万円あまりを脱税したとして、法人税法違反などの罪に問われています。
法人としての「神和商事」も同じ罪に問われ、検察は神行被告に懲役1年、会社に罰金1600万円を求刑していました。
 この会社めぐっては、経理担当の元役員が1億円あまりを横領し、高級ブランド品の購入や人気キャラクターをデザインした住宅の改装費などにあてるなどしたとして、おととし4月に実刑判決が出されています。
 27日の判決で神戸地方裁判所の岡本康博裁判官は「被告は会社にお金がたまらないため、悪いことだとわかりながら脱税したと述べているが、経理担当者が長期にわたり多額の横領をしていたという事情があるにせよ、経営者としての役割を果たしていれば横領の発生や被害の拡大はなかった」などと述べて、動機などにくむべき事情はないと指摘しました。
 その上で修正申告と納税を行い反省しているなどとして、神行被告に懲役1年、執行猶予3年を、会社に対しては罰金1200万円を言い渡しました。
(01月27日 15時37分 NHK)

8700万円を脱税 土木会社元社長ら有罪判決 神戸地裁

 約8700万円を脱税したとして、法人税法違反などの罪に問われた兵庫県三木市の土木工事会社「神和商事」と、元社長の男(61)=同市=の判決公判が27日、神戸地裁であった。岡本康博裁判官は同社に罰金1200万円(求刑罰金1600万円)、元社長に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。
 判決によると、2013〜18年、同社の所得を実際より低く偽った確定申告をし、法人税など約8700万円を脱税した。
 これまでの公判で元社長は、経理担当だった元社員=19年に業務上横領罪で有罪判決=が着服し、会社の資金が減っていたのが脱税理由の一因と供述。判決で岡本裁判官は「被告が経営者としての務めを果たせば被害は拡大しなかった。動機や経緯に酌むべきものはない」と述べた。
(2021/1/27 18:06 神戸新聞)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

もくじ

名前で検索


 あ行

 か行

 さ行

 た行

 な行

 は行

 ま行

 や行

 ら行?

 わ行

 

管理人/副管理人のみ編集できます